工場の内の敷地にいっぱいに並べて、天日で乾かします。よく使われる10mmの板で、乾くまで約ひと月はかかります。天気のよい日はできるだけ平たくして干します。
(右) 板と板の間に10mm~20mmのサンを挟んで平積みにします。サンには、繰り返し使える外国製の硬くて丈夫な木を用います。
(左) 重ねた板の壁面に、板の厚さと干し始めた日付とワンブロックの枚数がひと目でわかるように印を入れておきます。
乾いた板は、雨にぬれないように倉庫の中にしまいます。すぐに加工できるようにブロックごとに積み重ねておきます。
この倉庫も焼杉でできています。
平成13年に施工。強い海風にさらされながらも、
特に色落ちすることなく美しさを保っています。
焼杉が外壁として用いるのは、
このように優れた耐候性や防虫性、抗菌性などがあるからです。
この美しい海に囲まれた環境の中で、当社は焼杉の加工を行っています。
単に効率を求めるのではなく、良い商品を目指し、
時間と手間を惜しまずかけています。
こだわりぬいたひとつひとつの工程をご覧ください。